あおさです。
過去の記事でも度々触れてきましたが、あおさはビジネスはスピード>精度の方が求められると思う。
【組織論】頑張ることは組織にとってむしろ悪影響だと思う
https://aosahataraku.com/?p=111
【大企業で】ダメな上司から身を守る方法【ビジネス】
https://aosahataraku.com/?p=102
この記事では、その理由を3つの観点から説明したいと思う。
結論:ビジネスで100点を目指すのをやめたほうがよい3つの理由
- あなたの思う100点は、他の人の100点でないから(自分本位になりやすいから)
- 時間の経過と共に「100点」は変わり続けるから
- タイムパフォーマンスが低いから(80点を取るまでの時間と80点から100点までにとる時間は大体一緒)
あなたの思う100点は、他の人の100点でないから(自分本位になりやすいから)
・そもそもですが、100点ってなんでしょう。お客様からのレビューや感想、上司や先輩から求められていることに対する完成度、等言い換えられるかもしれませんが、そもそもそうした指標に絶対は存在しません。
・あいてから求められていることを仮に100点としましょう。最高のと言いかえることも可能ですが、完璧なサービスや製品は存在せず、常にベストな状態があるのみです。より細かい部分にこだわることも時には必要ですが、時間あたりのパフォーマンスを考える必要があります。
時間の経過と共に「100点」は変わり続けるから
・時間の経過と共に「100点」は変わり続けます。
・ビジネスにおいて環境や市況の変化を創り出すや追いつくことは非常に重要です。なぜならば、競合が常におり、変化に対応できない方は相対的に負けるからです(市場全体が伸びている場合は、相対的に負けていても自社の売上が伸びることもありますが、相対的にシェアを取られ続けているとしたらそれは将来における敗北リスクを高めることになります)。
・環境や市況が変わると当然求められることも変わります。また、顧客も学習して、ある時点の100点が将来では50点になることもあります。
・古くから続くレシピの料亭のご飯って意外にそうでもないなって思うことありますよね。私も江戸時代から続く天丼を浅草で食べたことがあるのですが、不味くはないが美味しくもなく驚いた経験があります。ただ同時に江戸時代にこの天丼を食べたら、腰を抜かすほど美味しいと感じるだろうな、とも思いました。
タイムパフォーマンスが低いから
・コストパフォーマンスと同様にタイムパフォーマンスで考えると完成度がより高くなればなるほど、時間あたりのパフォーマンスは低下します。
・80点を取るのにかかる時間を、80点から100点をとるのにかかる時間が仮に同じとすると、100点を常に目指す人は、80点を目指してどんどん仕事を回す人に対して1.6倍のアウトプットを出せます。
・あおさの周りも常にタイムパフォーマンスを意識して、仕事をしている人の方が優秀な(と思われている)人が多いと思う。
以上、本日はビジネスで100点を目指すのをやめたほうがよい理由を3つの観点から記載しました。
この記事をご覧頂きありがとうございました。
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