あおさです。
会社員をしていると色々な上司と仕事をする機会があります。
リーダーシップがあり尊敬される上司がベストですが、全てが完璧な人間がいないように完璧な上司というものは存在しません。
運良く波長があう上司と仕事ができればよいですが、そうでない上司と当たってしまった場合、毎日が憂鬱ですよね。そんな時、上司と戦っても意味がありません。
今日は、実際に4人の上司を経験した私の経験を基に、ダメな上司から身を守る方法を伝えます。
ダメな上司から身をまもる方法
100点を目指さない。80点を素早く出して様子をみよう※特例を除く
・新入社員の時に、100求められたら120答える人が優秀だ、といった、言葉が聞かれます。勿論、20代の若いときはとにかく仕事にのめり込むことも必要と私も考えます。但し、それは努力の方向が正しい場合のみ、です。ダメな上司は周りが見えていないので、ただ刺激に対して反射で仕事をふる場合が非常に多いです。
・もし、なぜこの仕事をやるのか、を考えて目的が手段化している場合や上司自身がよくわかっていない場合は、目的に沿った業務に整理する必要があります。
・もし、あなたがビジネスパーソンとして優秀なのであれば、大目的⇨少目的、それを達成するためのプロセスといったように上司が反射で降ってきた仕事を切り分けて再構築することも可能ですが、ダメ上司は反射で仕事を振ってくるので、それをしていると身が持たないことが往々にして多いです。
そこで、私は伝えたい。
・上司は刺激に反射しているだけなので、80点のラフな回答をまずは早く出してみよう。そうすると違う反応をするからそこで軌道修正をすればよい。毎回100点を返していると無駄な作業がどうしても発生するので極力避けるようにしましょう。
・通常の上司であればこれで大体問題ないですが、唯一例外があります。それは私が宦官タイプと呼ぶ大企業に特に多いタイプの管理職です。
特例:上司が宦官タイプだった場合
・通常の上司であれば以上の方法でなんとかなりますが、地頭がよくて批判の鋭さが天下一品な社員(自らは戦わないことから、私は宦官と読んでいます)もときにはいます。このタイプが上司になると部下としては以下の点で最高にやっかいです。
- 常に指示があいまいで、どのパターンの答えを部下が出してきてもダメ出しができるような構造の指示を出す
- リスクをとらずに100%情報が集まってから判断しようとする。一回細かい指示が入ると手がつけられないくらい細部にこだわる。⇨細かすぎる情報収集をしている最中に、状況が代わり、結果無駄な作業になることが多々あり。
- 指摘の鋭さが天下一品で、文章能力・交渉能力にも優れている為、上司(部長や役員)からは好かれている
- 部下を駒と考えている。最後にまもるのは自分の「王」であって、そのためには部下がどうなっても構わない。部下<自分の厳格なヒエラルキー意識がある。
といった特徴があります。
・このタイプの上司には80点の回答を出すと飛んで火に入る夏の虫、になってその後の作業量が大体3倍になります。
・150点を時間をかけて丁寧に提出しましょう。初回にどれだけクオリティの高い説明が出来るかが全てになるので、じっくり時間をかけてOKです。
・自分の説明の為に部下が必要のない細かいことまで準備した、ということそのものも宦官にとっては満足する材料にすらなるので、あまり意味のない、細かい元データの表を見えるように手元にもっておくのもありです。
・宦官タイプは少なければ少ないほどよいですが、大企業には一定数確実に居ます。このタイプの人に自分の貴重な時間をできるだけ取られないように意識してみてください。
3年はあっという間!
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