あおさです。
《前回の振り返り》
・東大、京大、東工大、一橋大 いずれかをストレートで卒業し、大企業の新卒3年目以内で、周囲の期待通り仕事で結果を残せていないと思い悩んでいる人へ
【結論】自分に自信を持とう。あなたの通ってきた道はもっと険しかったよ。
ことを伝える過程として、
【優秀な国立大卒が仕事で何故悩むのか その3つの理由】
①「良い人」に囲まれてきた為、社会慣れしていないから
②答えを探す・反復するサイクルが自分の中で確立されているから
③のめり込む=正しいことと考えがちだから
⇨①〜③は、それぞれ互いに補強し合う。
【この記事の内容】
仕事で思い悩む3つの理由に対する対応策を実体験も含め記載。そしてその対応策は時間が経てば誰でも経験できることを示す⇨結論、「もっと自分に自信をもって大丈夫であること」を伝える。
①「良い人」に囲まれてきた為、社会慣れしていないから
⇨具体策:自分が社会慣れしていないことを自覚して、とにかく色々な人とコミュニケーションを取ろう
・大企業であればあなたの周りに確実に1人はコミュニケーションの達人がいる。その人と仲良くなって一緒に行動してみよう。積極的に合コンもいくべき。そうすることで自分がこれまで付き合ってきたタイプの人以外でギリギリ許容できる人とのやりとりを増やせる。結果、やっぱり自分は社会慣れしていないなと思えば、それはよい気づきになるし、その場を楽しめるようになれば確実に自分の中の対人へのキャパが増えている。
②答えを探す・反復するサイクルが自分の中で確立されているから
⇨具体策:全てに答えを見つけることを諦め、ベストな選択をすることに集中しよう。振り返りはしても反復は不要。
・ビジネスにベストはあっても正解はない。それは複数の要因(モノ・コト・感情)が時間とともに絡み合う為、何が正解かなんて誰にもわからないからだ。その場合の最適な行動は、答えを探すのではなくて、都度置かれた状況内でベストな選択肢を選ぶことに専念することだ。毎回状況が異なるのであれば、当然テストのように完全な反復はできない為、自分の選択がベストであったか、は自分の尊敬する人(少なくとも1人は職場にいるであろう)が同じ状況であったらどう対応するかを比較するのが好ましい。わからなければ素直に聞こう。
③のめり込む=正しいことと考えがちだから
⇨具体策:「アウトプット=仕事の質÷時間」であることを理解しよう。
アウトプットを仕事の質と思っている人がいるが、それは大間違いだ。時間が有限である以上、投入した時間に対するアウトプットになるし、時間をすごいかけても少ししか質が上がらないのであれば、その仕事は無駄な仕事である。仕事が100点満点の人と70点の人であれば、100点の人の方が一見優秀に見えるが、仮に100点を100分で達成する人と70点を50分で達成するひとであれば、後者の方が明らかに優秀である。何故ならば会社の中で仕事は基本的に無限あり、1000分の時間がある場合、前者のトータル点数は、1000点に対して後者は1200点になるからだ(できる人に仕事が集中するのも時間あたりの点数を最が最も高い人物であるからである)。
また、時間あたりの質は弓なりの曲線を書く傾向にある。つまり取り掛かりの10分と後半のディテールの10分では生み出せる質の量が、とりかかりの10分の方が圧倒的に多い。このことをしっかり理解して、弓なりの曲線のカーブが曲がりきる直前でやめるべきだ。
以上3つの理由に対する対策を書いてきたが、これらは普通に2〜3年一生懸命に働けば、大企業に入れるポテンシャルを持つ人であれば誰でも身につくものだ。まして、最難関大学をパスしてきた人はそこからのプラスアルファのポテンシャルを期待されているわけであって、最初の数年これまで記載した点で苦労したとしても、その差なんてあってないようなものだ。
以上から、
・東大、京大、東工大、一橋大 いずれかをストレートで卒業し、大企業の新卒3年目以内で、周囲の期待通り仕事で結果を残せていないと思い悩んでいる人へ
こう伝えたい。
【結論】自分に自信を持とう。あなたの通ってきた道はもっと険しかったよ。
3年はあっという間!
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