あおさです。
協調することって難しいですよね、大学生の時からずっと思っていることを今回は記事にしたいと思います。
結論:協調の難しさは、プライドと謙虚さを同時に持ち且つ協力的にコミュニケーションを図る点にある
・ある一分野(スポーツや勉強や仕事)を行うに辺り、私たちの自意識及び組織のヒエラルキーは、その分野内の優劣で形成されます。
・スポーツをやっているときは、スポーツがうまい人がもてはやされ、勉強をやってきるときはテストで点が高い人がもてはやされます。
・会社でも同じで、当然ですが今ある課題や業務に対してパフォーマンスが高い人が評価され偉くなります。これは人に限らず組織でも同じで、稼げる事業は社内での幅を効かせることが比較的可能になります。
・通常、スキルやヒエラルキーの向上にともない、自信やプライドも比例して高くなる傾向があり、このプライドが他人または他組織との協調においてマイナス要素となり得ます。
・つまり、自分のやっていること、分野に誇りを持てば持つほど、他人がやっていることをついつい認めたくない本能が働きます。これが協調のジレンマです。
組織にも協調のジレンマは存在する
・全く異なる分野(例としてスポーツと勉強)であればお互いが尊重しあうことが可能です。
・ただ会社内において、完全に異なる業務や部門といった切り分けをすることは難しく、一番稼いでいる部門のやり方や文化がいわゆる会社のスタンダードになります。
・その押し付けを推進するのは、一番稼いでいる部門で働いていた人達そのもので、彼らは自分の仕事とやり方にプライドと自負を持ち、自分たちのやることが、ベストプラクティスと信じている。
・事業形態やビジネス環境が異なるのであれば、本来はそこで、何を取り入れて何を取り入れないか本質を考える必要があるが、自分(達)より劣っていると考える人達に教えをこうのはプライドが許さない。
・こうして、本来は協調するのが最適な場面でもプライドによって協調ができない場面を目にすることがある。
協調のジレンマの何が問題か:常にベストでいることの難しさ、多様性の欠如
・今やっている業務の優劣で組織内でのヒエラルキーつくられるが、他の業務であればそのヒエラルキーはひっくり返る可能性があります。
・それにも関わらず現行のヒエラルキーを絶対的なものと勘違いをして、周囲にその軸だけでの正当性を必要以上に押しつけ、強要することがあります。
・それが本当にベストプラクティスな内は問題ないが、ビジネス環境、社会、人の考え方は時と共に変わっていく為、謙虚に自分を内省しないと気がついたら裸の王様になりかねません。
・こうした今ある分野だけでは裸の王様化している人達は、今ある業務では絶対的に必要とされているが、新しい意見、考えを受け入れにくいため(多様性の欠如)、長期的に考えたときには組織の成長の阻害要因になりうる為、余計に取り扱いが難しいです。
自分自身は少なくとも裸の王様にならないよう常に気を付けたいです。
本記事をご覧頂きありがとうございました。
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