あおさです。
最近、外資系コンサルタントと共同であるプロジェクトを勧めています。
コンサルタントって何となく激務のイメージがありますよね。私の大学の友達でも、新卒で外資系のコンサルへ就活し、月200hオーバーの残業を繰り返し、メンタルをやられてしまい転職した人がいます。
何となく、激務な気はしていましたが、実際に一緒のプロジェクトに取り組んでみて、実際に激務かどうか、それは何故か、なんとなく掴めてきたところがあります。
結論:超激務です(時間的・精神的共に)。
この記事では、外資系コンサルと一緒に働いて気が付いた3つの激務なポイントについて説明します。
コンサルが激務な理由【その1】:扱う情報量が膨大。短期間でこれまで解決出来なかった問題を解決しようとするから
・まず1つ目ですが、コンサルタントは、既存の組織内部の問題解決力で解決が出来ない問題を取り扱います。
・既存の組織能力では解決できない問題は、それなりの理由があります。
・ざっと思いつくだけでも
- 部門間をまたがり、利害関係が発生する為、組織構造的に問題解決が難しい
- そもそもの情報量が膨大すぎて、何が問題かもわかっていない
- とりあえず「勝ちたい」などのぼんやりとしたニーズがある
- 成功体験が組織に根付いており、抜け出せない。改革の必要性を内部メンバーが理解していない
- 過去の成功によって出世した強烈なキャラのお偉いさんがいて、何をするにしても承認を得ないといけない
といったことが挙げられますが、こうした問題を1つ1つ因数分解して、紐解き、課題や真因を特定・分析して、クライアントのニーズも受け取りながら、課題遂行を進めないといけません。
・まず、この時点で扱う情報量が超膨大になります。また、長くても1〜2年間のプロジェクトとして短期間で結果を出すことを求められる為、短期間で膨大な情報量を取り扱うことになります。
コンサルが激務な理由【その2】:クライアントのプライドを取り扱い続ける必要があるから
・コンサルタントは、常にクライエントのニーズに対して一定量は応えながら問題解決(まずは見つけるところ)を行います。
・ただ、この一定量を応えるがやっかいで、その業界にずっと働いている人たちのプライドを常に満たし続ける必要があります。つまりは、正論を言えば良いわけではなく、正論を気分を害さないように言う必要がある、ということです。
・私も外資系コンサルの皆さんと飲みに行ったことがありますが、どんなにお酒を飲んでも抜け目がなく常にこちらの様子を観察、伺う印象を強く抱きました。
・実際にあるクライエントからは、打ち合わせ中に罵倒されたりすることもあるとのことでした。
コンサルが激務な理由【その3】:上司絶対主義だから
・一緒に働いていて感じるのは、上司絶対主義です。上司のいうことは絶対で、仮に何を言われたとしても逆らうことが出来ない雰囲気を強く感じます。
・また、その上司も非常に優秀で、常に的確なことを指示する為、クライエントとしては嬉しい限りですが、部下として働くことを想像するとぞっとします。
・クライエントの為に、クライエントが解決できなかった問題(得てして膨大な情報量)を短期間で上司絶対主義の中で解決する、
そのためにコンサルタントは激務になるのだなと納得しました。
以上、本記事では、外資系コンサルと一緒に働いて気が付いた3つの激務なポイントについて説明しました。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
コメント