【若手社員へ伝えたい】謙虚でいることによって損すること3つ

あおさの意見

あおさです。

20代の若手社員に伝えたいことがあります。

それは、謙虚さと自己卑下は全くの別であるということです。

新卒は周りがなにもわからず、ついつい下手に出る癖がつきます。

とりあえず謙虚にいけば間違いがない、生意気なやつと思われたくない、そう考えてとにかくどんな場面も低姿勢でいく。こうした新人が毎年のように一定数います。


また若手はそもそもの社会経験が少なく実績やスキルがないため、度を越えた謙虚さを見せる人もいます。例えば、「私なんて全然ダメダメです。穴があったら入りたいです」というようなコメントを何気ない会話でしたり、「自分はそんなに出来ないので是非他の人どうぞ」と譲歩したりすることです。

私も若手の頃は自分に自信が持てず、ただただ謙虚でいることがせめてもの自分を守る手段と考えていました。痛いほど気持ちわかります。

しかし、8年以上会社に勤めて若手の謙虚さはむしろ損することの方が多いなと気が付きました。
以上より、この記事では若手のうちに謙虚でいると損することを3つお伝えします。

この記事を通じて、日頃自分は必要以上に謙虚になっていないか、それで損していないか、若手の皆さんには是非自分を振り替えって貰えると幸いです。

結論:若手で謙虚だと損すること3つ

  • 相対的に挑戦する機会が減る為、成功経験を積みにくい
  • 既存の枠組みの中で物事を考えるようになる(小さくまとまりがち)
  • 周囲の顔(個人、グループ、部署、会社)を知らずのうちに傷付ける

相対的に挑戦する機会が減る為、成功経験を積みにくい

謙虚さは相対的なものです。仮にあなたの同期が、あなたより謙虚でなく謎の自信をもつようなタイプであった場合、あなたよりもチャレンジングな仕事を与えられる可能性が高いです。

・確かに、謙虚でない若者を嫌うおじさんもいますが、そうした人は所詮その程度であることが多いです。

・一方で会社の上位者層は常に挑戦をする環境に居ざるを得ず、ガツガツしている若手を見ると、自分自身の若手の頃を思いだし元気を貰ったり、もう少し大きい仕事を与えてみるかといった気持ちになります。

上位層にとって謙虚さは当たり前ですので、マイナスになることはなくてもプラスになることは決してありません。

以上から、謙虚でいることで、相対的に挑戦する機会が減り、成功体験も少なく小さくなってしまいます。

既存の枠組みの中で物事を考えるようになる(小さくまとまりがち)

・謙虚でいると、まずは周りの既にある方法やプロセスを優先することに繋がると私は考えます。なぜなら、そもそもの自分の考えに自信がないため、ゼロベースで既存の枠組みや方法を批判することなく受け入れてしまうからです。

謙虚(既存の体制を肯定する)バイアスを持ってしまっているとも言い換えられます。

・その結果、イノベーティブな議論は生まれずに、今あるものをどう改善させるかの思考にはしりがちになります。これば、ずっと組織にいる先人たちの方法から脱却できていません。

・若手には、若手しか見ることの出来ない視点や想いが絶対にあるはずです。その想いが次のイノベーションの種になります。

・小さくまとまらずに、是非堂々と自分が何をしたいのか、どう思うのか、1人の大人として意思表示してほしいです。

周りの顔(個人、グループ、部署、会社)を知らずのうちに傷付ける

・会社で働くということは、その会社の顔になるということです。あなたは、その会社を代表しているのです。社内でも同じであなたは今いる部署やグループを代表しています。年齢やポジションは関係ありません。

・代表している人が自信がなさそうだったり、必要以上に謙虚な場合、どう思いますか
大丈夫かなこの人?、となると当時に、大丈夫かなこの会社、部署?となると思います。

・あなたがよかれと思ってしている謙遜の表現は、知らずのうちに会社や部署、一緒に働く人の顔に泥を塗る可能性があるということです。

・私も若手が社外の人に低姿勢、謙虚な姿を見せると、そこまでやらなくていいだろ、と思うことが多々あります。

以上、謙虚でいることのデメリット3点をご紹介しました。

・この記事を通じて、日頃自分は必要以上に謙虚になっていないか、それで損していないか、若手の皆さんには是非自分を振り替えって貰えると幸いです。

本記事をご覧頂きありがとうございました。 

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