あおさです。
この記事では、大企業で8年働く私が、東大・京大・東工大・一橋卒の新卒社会人へ伝えたいことを私自身の体験や周りの人達の意見も絡めて記載します。
※あくまで私の私見ですので、大学名に反応した誹謗中傷等は控えてもらえるとホッとします。
【本記事のターゲット】
・東大、京大、東工大、一橋大 いずれかをストレートで卒業し、大企業の新卒3年目以内で、周囲の期待通り仕事で結果を残せていないと思い悩んでいる人
【結論】自分に自信を持とう。あなたの通ってきた道はもっと険しかったよ。
【優秀な国立大卒が仕事で何故悩むのか その3つの理由】
まずはじめに何故、国公立最難関大をストレートで卒業する人が、周囲の期待通り仕事で結果を残せていないと思い悩むのか、私なりの理由と背景を記載する。
①「良い人」に囲まれてきた為、社会慣れしていないから
国公立をストレートで卒業する人は圧倒的に人生で良い人(ジェントルマン)に囲まれて育ってきた率が高い。要するに恵まれた環境で育ったピュア・ナイーブな人が多い。こうした人でも海千山千の私立に入り4年もすると、多少なりとも汚れてから、社会に入るため、大企業にすんなりと入れる例が多いが、国立大だと普段接する人のタイプが同質化してしまう(私立のほうが人が多い分同質化するのではないかという異論もあるが、ここでの「接する」はほんの小さなやりとり、や、目にするレベルも含む)。普段、良い人としかやりとりしていない中で、いきない大企業に入ると、自分と他者との壁を感じやすい。何より、同期には色々なタイプがいて、自分とついつい比較して劣等感を感じてしまう。
②答えを探す・反復するサイクルが自分の中で確立されているから
日本の受験は、努力すれば少なくとも東大迄には入れるような設計になっていると思う。答えが決まっている・あることに対して、反復して覚えたものを如何にはやく引き出して、効率よくアウトプットするかが肝であり、最難関といわれる国公立大学に入学した人はその成功体験を持っている。
仕事は、実際には答えがないことの方が多く、最初にまず答えを与えられ、それを反復するつもりの人は、答えがなかったり都度かわったりすることにストレスを感じる。その人の疑問やストレスを丁寧に受け止めて包み込むだけの胆力がある人が周囲にいれば、よいが、非常に稀である。また成功体験をもっているが故に、同じことを反復してしまう(以下繰り返し)。
③のめり込む=正しいことと考えがちだから
②と似ているが、出来ない時にとにかくのめり込んでしまう人が多い。いい意味でのズルをする・楽をすることへの抵抗感がある人が多い。例えば、1年前に立てた計画と実績の分析に4時間使ったり、とにかく正解が出るまで年下社員を問い詰めたりしてしまうことを私も見聞きしてきた。
以上3点は各々が関連しあいお互いを補強する点があるのも注意が必要だ。例えば、社会慣れしていないストレスをついつい仕事にのめり込んで解消しようとする、だがのめり込む方法が答えを探して反復する思考に基づいているので的を得ていないといった感じ。
私も入社3年目まではとにかく辛かった記憶しかないが、それでも冒頭の結論
【結論】自分に自信を持とう。あなたの通ってきた道はもっと険しかったよ
と自信をもって言えるのかを次回記載する。
3年はあっという間!