あおさです。
本日は、子供向けビジネスの特徴を考えてみたいと思います。
子供向けビジネスの特徴
消費者≠支払い者でないこと
アンパンマンは、子供向けのコンテンツですが、実際にお金を支払うのは両親な訳で、もしあおさがマーケティング担当だとすると、両親にどうやってお金を払わせるかを考える必要があります。
ここでのポイントは、子供はその製品の価値を金額ベースで知っているわけではないという点です。
つまり、あえて高いものを買うことで、子供やパートナーへの自身の愛情を自分そして周囲に顕示す意味合いも出てきます。
例えばお祭りの屋台。屋台って大人からすると法外と感じる値段をつけられて売られていることがありますが、子供は金額ベースでの価値を知らないので、甘い=食べたい、といったように得られる効果のみにフォーカスして両親にねだることになります。
冷静に考えれば、コンビニやスーパーで同じものを買えば良いわけですが、あえて適正価格よりも高い金額で買って上げることで、大人は子供に対する自分の愛情を表現しています
恋人へのプレゼントも同じです。高いものを送ることで、恋人への忠誠心や愛情を示す意味合いがあります。
子供は将来の潜在的な顧客になる(=一度ブランドが確立されると永続性が強い)
また、子供向けと恋人向けの製品では1点大きな違いがあります。それは、子供は将来の潜在的な顧客にもなるという点です。
その点でキャラクター製品は、子供のときは消費者としてブランドロイヤリティを築かせ、大人になったら今度はそのブランドロイヤリティをもって支払い者になるという循環が起きやすく、一度ブランドとして確立すると、その後は親子何代にも渡って強力なブランドを確立する傾向が強いです
また、キャラクターは、ブランドイメージを損なうリスクが実際する人物に対して低いと考えられます(まる子ちゃんはずっとまる子ちゃんのままですし、ドラえもんは決して不祥事を起こしません)。
以上が私が思いついた子供向けビジネスの特徴です。
皆さん、意見や感想いただけると幸いです。
3年はあっという間!
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