【若手の鬼門】意識するだけで、調整仕事が出来るようになる思考法教えます【小人思考】

考え方・思考法

あおさです。

  • 部門間をまたぐプロジェクトの調整が下手で何度も非効率なメール・やりとりをしてしまう
  • 色々な立場から色々な意見を言われてしまい、とにかくストレス。どうまとめればよいかわからない
  • こんな調整作業をする為に、会社に入ったのではないのに、もう嫌だ

そう思っている若手のあなた!

むっちゃわかります。

大企業に入ってまず若手が行う仕事として、部門間の調整作業があります。

この調整作業には仕事の基本的な大事なことが詰まっているのですが、ストレスがとにかく多く、あおさの周りでも優秀と思われて入った若手の半数程が苦しんでいます。

あおさも、3年目までのあだ名は「伝書バト」でした(言われたことをとにかく意思なく届ける)。

30代になった今も、調整作業は色々な場面で発生していますが、一応それなりにこなせるようになっています。

本日は、私が自身の体験から掴んだ思考法をお伝えします。

本記事のターゲット

  • 調整作業に嫌気が指している人(25歳  国立大卒  大手勤務  在学時は体育会でとにかく「はい」といっていればよかったが、何かうまく行かない、そんな人)
  • 現場ではないデスクワークだが、現場の人(子会社・物流・営業・製造・研究所)と対等にやりとりしないといけず、コツが知りたい人。

結論:小人(コビト)を頭の中に飼おう

・調整作業のコツ、それはズバリ、小人を頭の中に飼うことです。

・小人とは、普段調整をするにあたってやりとりをする、具体的な人そのもののことです。

・要はその人が自分の資料に対して、

  • どんなことを言いそうか、感じそうか
  • 次どんなアクションを取りそうか
  • 小人同士が自分のいないところでどんなアクションを取るか
  • そこで起きる問題や課題は何か、それに対して最初から取り組むことが出来ないか

といった、現実世界で実際にこれから起こるであろう、人とイベントの流れを超具体的に自分の頭の中に思い描いて、事前に予想して頭の中でデモをすることを小人思考と読んでいます。

・これをすることで、事前に相手のアクションだけではなく、その後の小人間のアクションや時系列までを大局的に把握することが出来るので、最初から調整幅を設定したり、うまくいかなかったときの対応策を最初の打ち合わせの場で議論することが出来ます。

「めんどくさ」って思ったそこのあなた!!

それは絶対に間違っています。

結局、トラブルが起きて困るのは若手(自分)で、事前に関係者と議論できている場合とそうでない場合では、調整の負荷に雲泥の差が生まれます。

これは私が身を持って何年も経験してきたことですので絶対の自信ありです。

とはいってもいきなり出来る訳ではないので、次に具体的な小人思考の身につけ方をご紹介します。

小人思考の身につけ方

小人を飼う

  1. 飼いたい人のモノマネをしましょう。具体的な口癖だったり指摘だったり、具体的であればあるほどよいです。その人がある出来事が起きたときにどういう反応をしたのかを想定して、現実社会の人物と可能な限り一致させましょう。
  2. 複数人いる小人を実際に頭の中で会話させてみましょう。具体的には、自分の作成した資料やプレゼンに対して、どんなことを言いそうか、また各人がそのコメントに反応してどんな顔をするか、アクションをとるか、会話形式で組み立てましょう。
  3. 現実社会で起きた情報があれば随時頭の中の小人の性格も更新しよう。

時間軸とプロジェクトを取り入れて小人間を動かしてみよう

  1. 自分の行いたい調整作業の打ち合わせをした場面を想定し、小人間打ち合わせを実施。その後、小人が自分の部門に帰って何をするのか、何に困るのか、約束した通りに動いてくれるのかを頭の中でデモしよう。
  2. うまくいかなかった場合、何故うまくいかなかったのかを最初の資料ベースから見直そう。

小人思考 の応用編

尊敬する人を小人化しよう

・小人思考の良いところは、自分が尊敬している人も小人として取り入れることが出来る点です。

・自分が尊敬している人、仕事が出来ない人を小人として取り入れる為には、その人にある種なりきる必要があります。その過程で、自分の思考法や仕事の進め方が磨かれる可能性が高く、ぜひ脳内に取り入れるよう努力してみてください。

※実際にあって仕事を一緒にした人でないと有効でないので、1階層上の先輩社員がオススメです。

・ちなみにあおさも2人、10歳以上上の大先輩を2人、常に頭の中に思い描いて仕事をしています。

小人⇨ユーザー、競合、ベンダーに置き換えてマーケットを考えよう

・小人思考になれると、ユーザーやベンダーも頭の中で具体的にどういった動きをしてくるか、想像することが出来ます。

・自社のアクションに対するユーザー、競合、ベンダーの動きをそれぞれ組み立てることで、マーケット全体を考える一助になります。

以上、本日は私が仕事で身につけた小人思考を紹介しました。

3年はあっという間!

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